小さな恋のうた
何か言い出しにくい内容のようだ。
その様子を見て琥珀は
ようやく琥珀に身を捧げる決心を
したのかと思ったのだ。

「どうした。
何か言いにくいことなのか?」

と何気ない風を装って聞き出す。
心の中ではこれから
女子が言う痴態を想像しながら……
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