小さな恋のうた

「し・・失礼します・・・」

愛裕は紅茶を持って
そっと部屋の中に入っていった。
いつ見ても綺麗な部屋だ。
琥珀には姉が四人いるが、
みんな・・・美男美女なのだ。
琥珀と愛裕は同じ学年でよく話す。

琥珀には強い『魔力』がある。
だが、それを知ってるメイドは少ない。
しかし、
愛裕は入って1ヶ月も
経っていないのに、教えてもらった。
律〈リツ〉というベテラン執事から・・・

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