小さな恋のうた
「琥珀様。愛裕です。ただ今戻りました」
「来たか。入れ」
「はい。・・・?あの、琥珀様、灯りをつけてよ ろしいでしょうか。部屋の中が暗くてよく見えな いのですが」
「つけるな。そのまま来い」
「?わかりました。失礼します」
そうだ。そのまま入って来い。
今のオレは闇の中でも見通せる。
灯りなどつけなくてもお前の姿がハッキリと見え る。
随分と幸せそうな顔をしてるな。
あの男と会えたのがそんなに嬉しかったのか? それも今日でお終いだ。
「来たか。入れ」
「はい。・・・?あの、琥珀様、灯りをつけてよ ろしいでしょうか。部屋の中が暗くてよく見えな いのですが」
「つけるな。そのまま来い」
「?わかりました。失礼します」
そうだ。そのまま入って来い。
今のオレは闇の中でも見通せる。
灯りなどつけなくてもお前の姿がハッキリと見え る。
随分と幸せそうな顔をしてるな。
あの男と会えたのがそんなに嬉しかったのか? それも今日でお終いだ。