人間ゲーム
「またゲームやるらしいな~!久しぶりだわ。」
「相変わらず楽しそうだな。」
「はは、そうみえるか~?あ!もうすぐ五人以上の人がこのクラスに入る!」
翔が机にスポーツカバンをおきながらヘラヘラと言う。
普通の人なら、
「そんな訳ないだろ~。」
と笑うところだがオレにもわかる。
「‥‥七人だな‥。」
ガラガラ
「あれ~?二人とも早いねー!おっはよー!」
「昨日のドラマ見たー??」
「みたみた!!すごかったね!マジ感動した!」
「おー!一気に騒がしくなったな~!皆おはよーっス☆」
翔が笑顔で今来たヤツらに手を振る。
だがコイツらが教室へ入ってきた時翔は
一瞬驚いた表情をした。
無理もないか‥??
入ってきた人数はちょうど七人、オレの言った通りの人数になったからだ。
足音と声の違いで判断し言ったのだがヤッパリ当たっていたのかー‥。
そしてあっという間にクラス全員がやってきた。
さて、そろそろだな‥‥。