恋後悔
そのまま歳月は過ぎて、地元のコンビニで働きだしたらあなたがお客さんで来るようになった。
あたしはやっぱり赤くなりながら、平然を装ってみたりした。
最後のあの日。
あなたはいつまでもコンビニの外にいた。
長い金髪をアップにして、バイクに乗ってたあなた。
声をかれようか迷いに迷った挙句、根性無しのあたしは何も出来ないまま。
そのままあなたは帰ってしまい、いつの日にかあの場所からあなたのバイクはなくなった。
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