嘘つきな私の愛情表現
「友心な、詳しくは分からないけど命に別状はないらしい。」
それを聞いて安心する。
「じゃあ行きたい…」
決心して、友希と一緒に病院に行くことにした。
「じゃあ行く用意できたら一階きてね」
友希はそれだけ言うと、階段をおりていった。
「友心、大丈夫だったんだ…」
ほっとして、急に友心に会いたくなる。
私は急いで準備をした。
タンタンタン
「友希、準備できたよ」
そう言ってソファに座っていた友希を呼ぶ。
了解。
友希はそう呟いて立ちあがり、玄関に向かう。