sound village
「ONE ON ONE 久々やな。
お前、レンちゃんらと来てから
ボール触ったか?」
「自主練程度には、な。」
…ほっほぉ。
今日は、楽しめそうやな。
この間は、キレ味悪かった
からな。
…やっぱり、ボール触って
なかったんやな。
コイツも…神島もーーーー
俺は、体の動くうちは
バスケやりたいけどなぁ…
タイミングを測る
斐川を見つめる。
視線をそらさない
目の前の男の踵が
少し浮くのを感じて
同時に動き出した。