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みんなして目を見開く。
それでも深樹斗は、深く一回頷くだけ。
「ど、どどどうして!!!
深樹斗の声だって立派な戦力なのに!!
深樹斗がいなかったら、私……!」
……同じボーカルなのに……!
「ごめん、珠月。歌うことは俺も好きなんだけど……。
ほら、どっちみちDJって必要な力だろ?
それに俺、ちょっと興味あるんだ、DJって。
今まで通り、俺のパートがある歌は俺も歌うから。
……駄目かな? リーダー」
そっと、でも意思の強い目で将人を見る。
将人も正面から見つめ直す。
「……いいよ」