好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
目覚め
見慣れないカーテン、天井…


寝起きでまだ朦朧としながら、私は小さな旅館に泊まっていたんだと思い出した。


ふと育の顔を見て昨夜の出来事を思い出す…



布団をガバッとめくった…



あっ……
はっ…裸だっ…//



私は育が目覚める前にと…モゾモゾと着替える…



後少しで着替えが終わるというところで育が私の手を掴んだ。



「…ハョ」



育の顔が恥ずかしくて見れない…



「何照れてんの?そんなに照れられるとこっちも恥ずかくなるんだけど?」



『て…照れてないし…』



「ふーん」



『もう!いいから育も着替えて!』



「ハイハイ…」
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