好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
チャイムがなり再び授業が始まった。



気がつくと今日はずっと育の事ばかり考えてて、まったく集中出来なかった。


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一日はあっという間でもう放課後になっていた。



『由奈~帰ろう』



『うん。帰ろっか』


仁美が私の前にニコニコして立っていた。



『ね、ね、今日時間ある?』


『あるけど…どうしたの?』


『じゃあ、長良川駅のさ、モダンのイチゴパフェ食べに行かない?』



『いいよ。じゃあ行こっか』


二つ返事で答え、私達は学校を出た。
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