好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
木村先生の笑顔を見て私の緊張もいくらかはほぐれた。



私の担任は女の先生…



『真鍋さんは…怪我とかはない?』



長滝先生も優しく語り掛けてくれた。



『ないです…ありがとうございます』



私は長滝先生を見つめて言った。



『先生…ご心配をお掛けいたしました…』




『もう大丈夫ですから…お帰り下さい…』



お母さんが深々と頭を下げながら言う。
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