好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
仁美………



仁美………?



『アハハ………育ったら…』



私は身なりもそのままで部屋を飛び出る…



バン―――――



育の部屋を豪快に開ける…


………



そこには仁美が居て…



胸元もはだけていて…



育が仁美の上に乗って…



胸元にキスをしようとしていた…



『………』



私は寝起きの回らない頭で現状を理解しようと苦しむ…




「…何見てんの?」



『…あっ…あの…声が聞こえたから…』



「…邪魔くせーな…俺の部屋なんだからノックもせずに入って来るなよ」



育が冷たい目で睨み付ける…
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