好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
好きな人…



私の脳裏には育の顔しか浮かんで来ない…



『そうそう…あの和也って子どう思う?』



仁美がパフェを頬張りながら聞いてきた。



『どう…って…まあ、普通じゃない?』



『普通って…そんだけ?私は案外由奈と和也君お似合いじゃないのかなって思うんだけど…』



『えっ…?だって別にタイプじゃないし…』



『ふ~ん…そうなんだ。残念~』



仁美はガッカリしたように言った。
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