好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
その日から私の靴が無くなった…



今時、こんな解りやすいイジメなんてするんだ…



もっと昔の話しだと思ってた…



そう思うと、何か笑えてきた…



『アハハ……』



誰も居ない、下駄箱で私の狂気染みた声が響き渡った。


………



負けたくない…



負けない………



こんな事で負けたくない…



そして私は上靴のまま家に帰った…
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