好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
私が話し終えると、佳代は呆然としていた…



『……』



『……』



沈黙が流れる…



佳代に嫌われたかな…



気持ち悪いと思われたかな…



大きな不安が押し寄せてくる…



『…く…良く…話してくれたね…』



佳代は微笑んでいた…



佳代の顔を見ると、また涙が込み上げて来る…



『…私にも兄貴がいるけど…まったく恋愛対象にはならないし…由奈の気持ちは解って上げれないけど…』


私はコクリと頷く…
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