好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
育とそうしていたのは…



1分だったかもしれない。



正確には30秒…40秒…だったかもしれない…



私には時間の感覚が無くなっていて…



止めどなく溢れ落ちる涙も拭かないで…



顔の見えない育を眺めていた…



不運にも私と同じ【手】役の子に仁美の仲間がいて…


私達の様子を伝えに、仁美の元へ走って行った…
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