好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
『…そんなつもりは……』



『来年からお化け屋敷なんて無くなるかもよっ!』




佳代は何故かとても嬉しそうだった…




興奮して話している姿は、いつも大人びいている佳代がぐんと歳下に思えた…




『…んも…佳代ったら…ジンクス無くなって喜んでいるのは佳代くらいだよ』




『えーだって、面倒臭いじゃん!』





『まぁね…』





『うん!』





私と佳代は目を合わせると微笑み合った…。

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