好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
『…育が私の事好きじゃないのも解ってる…でも…』


『…………』



『…やっぱり別れるのは嫌…仕方ないって思うけど……』



仁美が顔を上げた。



『…ねぇ…好きでいるってのは自由よね?私が勝手に好きでいるくらいいいよね?』



『………』



「…おい…」



育が困った様に言う…



私は何も言えなくて、コクリと頷いた…
< 300 / 408 >

この作品をシェア

pagetop