好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
私は今日、佳代の家まで行って見ようと思いながら気付く…



私…



佳代が何処に住んでいるのかも知らない…



ずっと自分の事だけで、私…佳代の事何も知らないんだ…



歳上の彼氏が居る事くらいしか知らない…



私……



こんなんで、友達や親友だと言い張って居たんだ…



私は、鞄だけ教室に置いて職員室へ駆け込んだ。



『宮田佳代の住所教えて下さいっ!』
< 303 / 408 >

この作品をシェア

pagetop