好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
育の唇が私の首筋に触れる…



『…まっ…待って…』




育が私を見つめる…



『…いっぱい…走っちゃったし…汗かいたし…その…』



育がクスリと笑った。



「別に構わないよ」




そう言いながら、私の首筋に口付けをする…



『…えっ……育…い……』



今度は育の唇が私の唇を塞ぐ…




育が激しく舌を入れてくるから…



私も必死で育に付いていく…



育の袖を掴む手に力が入って…




私は自分から唇を離した…


そして…育の胸に顔を埋めたんだ…
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