好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
今は嫌な嫌な…体育の授業…


しかも苦手なバスケだ…



バスケ部の真奈美の顔が鬼の様になっていた。



『美川さん!オフェンスよっ!オフェンス!』



『…オフェ??』



絵理子は首を傾げていた。


『んもぅ!いいっ』



真奈美が呆れたように、絵理子を睨み付けた。



それでも絵理子は首を傾げていた。



まるで小鳥みたい…



天然の絵理子には堪えていない



私はクスクス笑いながら体育座りをして、絵理子を見つめた。
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