好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
『じゃあ、さよなら』



『さよなら、お大事に』



『バイバイ。由奈、気をつけてねっ』



私は二人に挨拶をして学校を早退した。



時計を見るとまだ3時過ぎだった。



育に何も言わずに帰って来ちゃった…



心配するかな…?



そう思いながら私は家の玄関を開けた。



今日はなんとなく…



だるいし…



眠ろう…
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