好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
私は真っ暗の中、再びボンヤリと月を眺めた…




佳代は…




幸せそうだったな…



佳代の優しい顔、笑顔…が思い浮かぶ。




私もああやって笑える時が来るのかな…




私は涙を拭いゴソゴソとベッドに入る…




なんか…



とっても疲れた…
長い1日だったな…



私はお腹に手を当てる…



本当にいるんだな…



私の赤ちゃん…




私が守るよ…
守って見せるよ――――



私は強く心に刻み…
眠りについた…
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