好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
幸せのひととき
あれから―――



二週間が経った――



親には…



隠せるまで隠し通そうとなった…



もし…ばれたら…
相手は適当に誤魔化して…



お金は今、育がバイトで一生懸命稼いでいる…



そして…赤ちゃんの名前は…



女の子なら〔由衣〕
男の子なら〔勇気〕



そう付けようと話していた。



育と二人で、赤ちゃんの服も見に行った。



小さな純白の産着を着せようと話しもした。


私は毎日がとても幸せだった…



例え、双子であっても、兄弟であっても…



大好きな人の子供を産めるのだから…
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