好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
プルル―プルル―
ガチャ――――
「もしもし、由奈今どこにいんの? 」
育は直ぐに電話に出た。
「おぃ!由奈…聞いてる?今どこ? 」
『…………そんなに慌てなくていいから…』
私は慌てふためく育の声を聞いて、クスッと笑みがこぼれる…
「慌てるに決まってんだろ?!今どこなんだよっ!」
『……』
「……お……ぃ…川の音聞こえるんだけど…まさかっ…由奈?!」
『あーばれちゃった?でも、大丈夫!頭冷やしに来ただけだから』
「……由奈……変な気起こすなよ…起こさないでくれよっ!」
育の声がキンキン言って頭を貫く……
『……育…少しうるさいよ…』
「……なっ……そか…ごめん…」
ガチャ――――
「もしもし、由奈今どこにいんの? 」
育は直ぐに電話に出た。
「おぃ!由奈…聞いてる?今どこ? 」
『…………そんなに慌てなくていいから…』
私は慌てふためく育の声を聞いて、クスッと笑みがこぼれる…
「慌てるに決まってんだろ?!今どこなんだよっ!」
『……』
「……お……ぃ…川の音聞こえるんだけど…まさかっ…由奈?!」
『あーばれちゃった?でも、大丈夫!頭冷やしに来ただけだから』
「……由奈……変な気起こすなよ…起こさないでくれよっ!」
育の声がキンキン言って頭を貫く……
『……育…少しうるさいよ…』
「……なっ……そか…ごめん…」