好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
ザワザワ――――


キャハハ――――


オハヨ―――



なんだか周りが騒がしくなって来て私は目が覚めた。



生徒が何人か入って来る…


『オハヨ―あれ?由奈、今日は早くない?』



クラスメイトに話し掛けられた。



『オハヨ―うん……早く起きたから…』




『そっか~育君は一緒じゃなかったの~?』



『………』



せっかく忘れてかかっていたのに再び思い出す。。




『……うん』




返事を素っ気なく返す。



ふと、窓を見ると育と仁美…和也君の姿が見えた。
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