好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
『…でっ…でも仁美と育…仲直りしたんだね!朝普通だったし…』
私がそう言うと、仁美が微笑んだ。
『あれから…育に電話でとっちめてやったからね!』
『そっかぁ~』
あの時の電話かな…
私は育が小声で話していた内容を思い出していた。
『私がね…もう別れるって言ったら、育、嫌だって言ったのよ』
『ハハハ…そうなんだ…』
『まぁ…私も育の事、好きだからすぐに仲直りしたんだけどね』
仁美が嬉しそうに話す。
「…な…よ…ちがう…」
育の声を思い出す…
泣くなよ…違う…?
「もう、切るから」
……
あの時の電話の内容ではどうも仲直りしたようには思えなかった…
私がそう言うと、仁美が微笑んだ。
『あれから…育に電話でとっちめてやったからね!』
『そっかぁ~』
あの時の電話かな…
私は育が小声で話していた内容を思い出していた。
『私がね…もう別れるって言ったら、育、嫌だって言ったのよ』
『ハハハ…そうなんだ…』
『まぁ…私も育の事、好きだからすぐに仲直りしたんだけどね』
仁美が嬉しそうに話す。
「…な…よ…ちがう…」
育の声を思い出す…
泣くなよ…違う…?
「もう、切るから」
……
あの時の電話の内容ではどうも仲直りしたようには思えなかった…