夜桜 ~あなたに出逢って~





あれから透馬に引っ張られながら上に来た。


そして、今。
透馬の横の席に座ろうと思った時、透馬が私の手をグイッと引いた。

そのせいで、バランスを崩してしまって、私が、大胆に透馬に抱きついているように見える。


で、透馬が自分の上に私を座らせていると言うなんともまぁ、恥ずかしい状況にいるわけです。



婭緒葉「透馬放して?」

透馬「やだ。」








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