夜桜 ~あなたに出逢って~





思い出に浸っていると、お風呂場の扉が開いた。誰が入って来たかなんて直ぐに分かる。

透馬「やっぱ、一緒に入ろうぜ?」

今日だけは、良いかな。
1人が寂しいと気付いてくれて一緒にいてくれる。

婭緒葉「今日、だけだよ?」



2人揃って湯槽に浸かった。
後ろから、透馬が抱きしめてくれている。それが、何故か嬉しくもある。

婭緒葉「透馬、ありがと!」

透馬「何が?」








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