続・NOTキスキッス
「ほらね〜…やっぱり。、」
呆れた顔をして、美羽は俺を見る。
「っさ、凜、パパから離れましょうねっ。」
「もぅ、パパとバイバイ?」
潤っとした瞳で、美羽を見る凜。そんなにも、パパから離れたくないのかなっ!?
「そうよ、パパは今からまたお仕事に行くのよ。だから、バイバイなの。」
「…はぁ〜い。パパ、バイバイ。」
小さい手で、俺に向かってバイバイと手を振っている凜。
「ば…バイバイ。、」
寂しいが、仕事があるのだから仕方がない。
凜を美羽に手渡し、俺はファンサービスをしながら、みんなの元へと帰って行った。
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