恋して、愛して、さようなら。


まあ教室に行くとだいたい予想はついてたけどさ…馬鹿だろ、こいつら。

「あ、きたきた〜。ほんと、
最低だよね〜。」

そんな台詞は無視。
そんでもって……

「すわりたいんだけど。
どけてくれない?その足。」

「え?どこにすわるの〜
そんな机見当たらないよぉ?」

ほんっと。なんなのこいつら。
なにが楽しくてこんなんしてんだか。
あ、そっか。あんたの足が太すぎて見えないんじゃない?
なんてっ……言ってやりたいけど…
言ったらだめだよね?
さすがに…

「あー…じゃあいいよ。でも、先生きたらどいてね。」


にこっと笑顔で返した。
< 5 / 6 >

この作品をシェア

pagetop