ロンギング
私に残されたのは空っぽの温もりやほんのすこしの庇護の思い出や覚えたばかりの肉の悦びだった。


そして、どうせ、愛なんかないなら、セックスだけ誰とどんだけやってもばちは当たらないだろうという目論見。


この頃から、私は女の子にそれはそれは嫌われていく。


だって、彼女たちの彼氏とやりまくったからね。こういう場合私だけが悪いことになるみたい。


いやいや。男だって私を拒否することできたはずだよね。


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