あなたの孤独に気づくまで


恵の家は中の作りもとても綺麗だった。


そしてすぐに2階の恵の部屋に通された。


「もう、準備はできてますぜ。」

恵がPSのコントローラを握りしめてはしゃぐように言った。

部屋のテレビにはゲーム機がセットされていて、恵は早速スイッチを入れた。



「これがプレステ?」

正直、そういう類いに全く触れてない私はオドオドしながらコントローラを握った。


それを見て恵はまた吹き出した。

「プレステ初体験?ホントに美樹は面白いなー」


そうやって、家到着早々私たちはゲームにハマっていった。
< 32 / 174 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop