あなたの孤独に気づくまで



何となく、1人で座れる場所もなく
私は手すりに寄りかかって、屋上から見えるグラウンドを見つめていた。


日差しは強いけど、今日は涼しい風が吹いていて助かった…


ぼんやりとそんなことを考えていると、



「木戸さん」


後ろから聞いたことがある声がした。
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