あなたの孤独に気づくまで



「本人がいないとこで、こんなの話すのいけない事かもだけど、八方塞がりだから話すね!



…実は、最近岩崎から相談受けてて、めぐちゃんが重いからもう無理だって。でも、めぐちゃんは別れないってずっと言ってるらしくて…」


そう言いながら、石田さんはため息をついた。


「…そんな、昨日だって岩崎君の事嬉しそうに話してたのに…」


そこまで事が悪くなってるとは思わなかった私は思わず呟いた。
< 92 / 174 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop