Pure〜片想いの行く末〜

「んじゃ、俺こっちだから」
「う、うん。バイバイ」

林田と私はクラスが正反対

私が通っている中学校は
全部て6クラスある

その中で
私は1組で
林田は6組(泣)

『いくらなんでも遠すぎだよなあ…』


教室に着くと私の周りに
大勢の女子が押しかけた

「「優梨って林田と付き合ってるの!!?」」

『んなバカな!!』
と思いながら
冷静に答えた

「…違うよ。」

みんな
「「なんだあ…つまんない」」
と言いながら席に戻る

『つまんなくて悪かったねっ』
と思いながら私は席に着いた

まだ先生は来ていない

ギリギリセーフだった

後ろの席の恵美が話しかけてきた

「優梨〜良かったね☆」

ニヤニヤしている恵美に向かって笑顔で答える

「うんっ!!」
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