Pure〜片想いの行く末〜

私は亜美の気持ちを確かめるために亜美に話しかけた

「亜美ってさあ…林田のことどう思ってる?」

「へ?どうって!?」

「好き…とか嫌いとか」

「え!!?もしかして優梨、林田のこと好きなの!?」

亜美はものすごく驚いた顔をした

私はゆっくりと口を開く

「うん…」

亜美は笑顔で答えた

「そっかあ☆林田かあ♪うちは林田のこと全然なんとも思ってないからっ!てかうち好きな人いるしさ☆」

その言葉で不安は吹き飛んだ

自然と笑みがこぼれる

「そっかあ………って好きな人いるの!!?」

「まあね☆」

「え…だれ?」

「…………市野 隼人(イチノ ハヤト)」

市野 隼人は確か林田と仲が良くて、よくじゃれあってる
その姿を私は何回も見ていた

そしてかっこいいって有名だ

たぶん知らない人はいないだろう

かわいくてモテる亜美と
かっこよくてモテる市野。
お似合いじゃないはずがない
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