Pure〜片想いの行く末〜

学校の授業中
ずっと林田のことを考えていた

学校ですれ違っても
林田を見てしまう

目が合うとドキドキする

ほかの女の子と話しているのを見ると胸が痛くなる

林田が一際輝いて見える


『やっぱり、恋…みたい。や、違うかも…。
ううん、絶対恋だよ!!』

自分に恋だって言い聞かせる

少し
嬉しかった

『恵美に伝えなきゃ…』



授業の終わりを告げるチャイムとともに立ち上がり
恵美のもとへと駆け寄る

「恵美!!私気づいたよ!!この気持ちが恋だって!!」

恵美は少し驚いた表情を見せたが、すぐに笑顔になった

「そっか♪がんばりなよっ☆応援すっからさ」

私も笑顔で頷く
「うんっ!」
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