【完】恋する乙女ちゃん


そう言った瞬間、自分の長い前髪を鬱陶しそうにかき上げた




そして忍君の顔が一瞬だけ、露になった




忍君の端正な顔立ちに唖然と見とれていると、忍君の切れ長の眼が私をジッと見ているのに気がついた




ドキッ




私の心臓の鼓動が物凄い速さで動き出す

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