Only my prince
「あやねちゃんと?そっか。だってあやねちゃんはかずくんのおひめさまだもんね。あやねちゃん、こんどはあかちゃんにあいにきてね」





「萌ちゃんありがとう。必ず会いに行くね」





笑顔で手を振ってくれる萌ちゃんと別れて和くんに手を引かれ助手席に乗った。



自分の勘違いが恥ずかしすぎて俯くことしかできない。和くんはずっと私だけを好きでいてくれたんだ。



萌ちゃんとの時間の合間に私に会いにきてくれてた。





< 55 / 69 >

この作品をシェア

pagetop