LOVE&LOVE
私の名前は
永田鈴奈。
高校2年生。
今日、運命の人に
会うなんて思って
もなかった。
今日は部活も早く
終わらして
1人早々と帰って
いた。
今日は私の誕生日
だった。
家族の誰かが誕生日
の日は家族みんな
必ず揃っていた。
私は早く帰りたく
てひとけが少ない
道を選んで帰った。
「ガサッ」草むら
から人の気配がした。
私は怖くなって
走った。
その瞬間腕をばっとつかまれた。
私は必死に抵抗
した。1人の男に
頬を殴られた。
力が尽きた。
その時だった。

誰かが私の腕を
つかみ
「逃げるぞっ」って
言うと思いっきり
走った。
気がつくと大きな道
に出ていた。
「大丈夫だったか」
私の腕を引っぱり
逃げた彼が言った。「だ、大丈夫っ」
私は何となく恥ず
かしかったから
目を剃らしがら
言った。
彼は微笑みながら
「よかった。
あんな道、女
1人で通んなよ」
私は彼の顔を見た。
『ドキュ』私の好み
の顔だった。
「ハイッ。あのぉ
お名前は何て
言うんですか?」
私は緊張しながら
体を震わせて
言った。
「俺の名前!
俺の名前は
岸田太希だよ。
君は?」
「わ、私の名前は
永田鈴奈デスッ。」
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