ヤン恋

大好き

「遠距離ムリって・・・」

困ってるサスケ。まぁ、当たり前やろうな。

「うん。うちら大人ちゃうから自分らで
行き来できへんやろ？だから。」

そうゆって自分に言い聞かせるように言葉にするけど。

やっぱり、大好きで。

別れたらうちは、どうなる？

「・・・・・・もぅ、俺のこと嫌い？「大好き！・・・あっ！」

反射でゆってもぉた。

でも、サスケに嫌われたくない。

「じゃぁ、何で？」

どうしよぅ、テツヤさんとかゆわれへん。

「遠距離・・・ムリ」

あぁ、大事な時に涙のバカ！

　　　　　　ギュッ！

サスケが抱きしめてくれた。

「とうさんか？」

・・・なんで、分かるんよ、バカサスケのくせに。

「・・・そうなんや・・・な？」

　　　　　　コク

うちは、頷いてしまった。

隠さなあかんやろうけど、もぅムリや。

「ごめんやで、とうさん相当切れてたらしいしな。」

なんも、ゆわへんかった。

「バカユイ。ユイが俺の前から居らんくなったら
元も子もないやろ？」

・・・そんなんゆわれても、困る

「俺は、ユイが居らんくなったら無理や。」

な？って、顔をのぞき込んで来るサスケ。

うちもむりやし、サスケ居らんかったら・・・


うちの涙は止まってた。


サスケと見つめあう。

3回目のキス、最後のキス


いつもより、長いキスを無理やり離して。

家に帰った。・・・泣きながら。

その日のの夜、サスケに”別れよう”って、メールを送った。


うちの恋は終わった。


　　　　　　大好きやったで、サスケ。