ヤン恋
第六章 え!?ええええ!?
今日もいつものように溜まり場に居る。
ハヤトに夏休みの宿題やって貰ってます。
アハハハヤト、実は。
私立高校学年トップだったりします・・・
ちなみに、ユウトはその次です。
時々入れ替わるみたいやけど、
2人がトップ2から外れた事は無いらしい。
いいよなぁ、うちはバカやのに・・・
ヤンキーで頭良くて、イケメンとか・・・
いいなぁ。
「ハヤト、下降りてくる。」
「襲われんなよー」
あほな事があるかw
ってか、楽や宿題やらんでいいとか。
頭良い彼氏とか最高やなぁ
「あ、ユキーーーー。」
うちが始めてここに来た時、めちゃ怖かった人。
今は、もぅ友達。
「あ、ユイさん久しぶりです。」
今は、こんな感じ。本間に笑える。
「ハヤトさんは?」
「上で宿題中ー、まぁうちのやけどw」
「ユイさんぐらいですよ、ハヤトさんに宿題頼めるの。」
「やろーなぁw」
ユキは良い人で見た目は怖いけど、面白い人。
「あーーーーーーケンちゃん。」
うちは、ケンちゃんに抱きついた。
「ユイさん!止めて下さいよ!」
ケンちゃん顔真っ赤。かわいいー
「さすがケンちゃん。かわいいわぁ。」
うちは、ケンちゃんに抱きつきながらよしよし、した。
『こらー!!!!ユイ。なにしてんねん!離れろーー』
え?あ、ハヤト・・・怖いちゅうねん。
アイツは本間ー
「ケン!!!!お前も拒めや!(ドカッ)」
「あーーー、ケンちゃんかわいそぅ。ハヤトのばーーか。」
ケンちゃんの殴られたとこをよしよし、しながら
ハヤトをがん無視する。
「あーずるぅい。俺もぉ~ユイよしよし~ぃ」
そう言って頭を出してくるから、その頭を
おもいっきり叩いたった。
「よしよしして、ってゆたのにぃ~」
ぷーってほっぺたを膨らましてる。
それは、それでかわいいけど・・・
「許したるから、宿題やってきてーー」
「大丈夫か?」
「大丈夫大丈夫♪はよ、行けぇ。」
しぶしぶ戻って行くハヤト。
「あの、ユイさんこれ・・・」
「ん?うん。」
ケンちゃんに真っ白の封筒に入った、手紙をもらった。
なんやろ?
ラブレター?とかゆっとくWW
《 ユイさんへ
突然ですみません。
好きなんです。
ハヤトさんと付き合ってるのは知ってます。
でも、知ってて欲しくて。
これからも、仲良くしてくださいね。
伊嶋 健(いじまけん)》
なにこれ・・・
嘘、健ちゃんが。全然気付かんかった・・・
ケンちゃんごめん。
「ケンちゃん!!!」
「はい?どうしました?ユイさん・・・ちょ、」
うちはケンちゃんの腕を引っ張っていった。
多分、ケンちゃんの頭には?が並んでるやろうな。
倉庫の置くにある、物陰に隠れた。
「ケンちゃん、ごめん!!!全然気付かへんかった・・・」
顔の前で手を合せる。
下を向いてるからケンちゃんの顔は見えてへんけど、
困った顔してそうやな、以外にケンちゃんは大人やから。
「ユイさんの鈍感は知ってたよ?だって、ハヤトさんの時もそうやったから。」
ハヤト?ここにきて、ハヤト?
「ハヤトさんずっとユイさんのこと好きやったんやと思いますよ。」
「え!?本間に!?」
変な声が出た。うちはてっきりミカやと思ってた。
「本間ですよ?本間に可愛い人やね、ユイさん。」
え・・・そんなにストレートにゆわんといてよ。
こんなに、かっこいいケンちゃん初めて見た。
「俺、ユイさんを奪う自信あるよ?」
「え・・・ちょ、ケンちゃん?」
チュ
ケンちゃんにキスされた。
それに、舌入りやった・・・
うちは、ハヤトじゃない人とキスしてる・・・
そう思ったら、涙が止まらへんかった。
「・・・ユイさん、ごめん。」
「・・・・・・」
言葉に出気ひんかった。
ごめんなさい。ケンちゃん。
ハヤト・・・________