ヤン恋
第二章  恋の始まり
「ユウトもハヤトいいなぁ~。うちも早く制服着たい!」
そう言ったのは、いつもの倉庫で、
制服を着てる2人にゆった。

「おチビのユイにはまだ早いな。」
「そんなことないもん!!
身長149cmになったもん!!」

ハヤトにゆわれて反発する。

「え~ユイ本間に4年生?ミカより2cm高いやん!」
「イェーイ!勝った~。」
ミカとうちはよく背くらべをしていた。
学年はちがうけど、うちはいっつもミカに勝ってた。

「ユイこれ着てみ。」

そうゆって、ユウトが学ランを貸してくれた。

「うわ・・・ブッカブッカ。」

着てみたけど、背がめっちゃ高いユウトの
学ランはブッカブッカやった。

「ホラな、やっぱりチビや!」

そうゆって、ハヤトに笑われた。
う・・・ちょっとウザイ、イラッときた。

「ユイって本間おもろいわ。」

ミカにも笑われた・・・。

「もぅ!!笑わんとって!」

そうゆって、うちはユウトに学ランを返した。

「なーなーそれよりさぁ、サスケ遅ない?」

ミカがゆった。
そういやそうやな・・・どうしたんやろ?

「なぁなぁ、マリちゃん来てるで?」

「ウソ!ほんじゃサスケも来てるやろ。」

倉庫のドアから母さん達がバレーしてるとこを
見たユウトがゆった。

「ミカ迎えに行かん?」

うちが、ミカにゆった。

「そーやな、もしかしたらミニに居るかもやし・・・。」

「うん、そーやなぁ。」

ミニとは、隣にあるちっちゃい倉庫のこと。

サスケはミニの方がお気に入りみたいやった。
でも、サスケは居らんかった。

サスケの靴もなかったから
サスケは来てないぽかった。

倉庫に戻って、ユウトとハヤトにゆったら、
2人共めっちゃ驚いとった。

あたりまえや、だって、
サスケがこーへんかったのはこれが
初めてやったから。





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