ヤン恋

佐介とうち

うちは、中学生になったミカとサスケは
同じクラスらしいけど
うちは学校すら違う。
週に1回しか会われへんかった。

うちはバスケ部に入った。
ミカは陸上部、サスケは野球部。
ハヤトとユウトは高校で、野球をしてた。
まぁ甲子園に行けるほどじゃないらしいけど・・・

そんなこんなで、
うちらはあんまり会われへんくなった。
久しぶりにバレーに行ったら、
ミニにサスケだけが居った。

「今日はサスケだけ?」

「俺だけじゃ不満か?」

「いや~べっつに~ぃ、うちもミニに居ろ~。」

本をもくもくと読むサスケ

「・・・・・・」
「・・・・・・」

ちょっとぐらいしゃべってよ~ぅ(泣)

「なぁなぁユイさぁ、好きなヤツ居る?」

「うん?おらんけど?」

そっか、ってゆってまた本を読み始めたサスケ。
なんやったんやろ?

「ユイ。俺と付き合って。」

「は?意味不・・・サスケどうしたん?」

はぁ・・・なにを言い出すかとおもえば、
冗談もほどほどにしろよな。
      
      グイッ!ギュ!

サスケに腕を引っ張られて抱きしめられた。

「俺、ずっと好きやってん。ユイのこと好きやねん、
本気やで。」

あぁ、本気なんやって思った。
中学2年なってから金髪っぽくなって、
ピアスも開いてたサスケが、

うちなんかのこと好きになってくれたんやって。
素直に嬉しかった。

「・・・わかった。わかった・・・けど、放せッ!」

「ほ、本間!?う、嬉しいッ。」

そっから、うちらは付き合い始めた、
ミカとユウトもまだ付き合ってたから、
ハヤトに怒られた・・・

まぁ、うちの彼氏なし歴終了。
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