七赤村
七赤村
僕の住んでいる村、『七赤村』
ここは、鬱蒼とした草木が所狭しと生い茂る山の奥にポツンとあり、広さは、村を横断するのに20分ほどしか必要ない程、小さい疎外村だ。
そしてこの村は、下にある普通の街との交流を一切絶っている。
こちらが絶ったのではないと思う。
あっちがこっちに近づかないようにしているのだ。
その理由として、ここは土地が少なかったり、雰囲気が陰湿だったり、地盤が不安定だったり、山の奥だったり・・・・etcなど、思い当たる節はいくらでもある。
最大の理由は、この村の異様な風習のせいだと、僕は思う。