君は風とともに。
違う世界
身体が…重い…
「 んー… 」
僕は重い瞼を少しずつ開け寝ていた身体を起こした。
「 …此処はどこ…? 」
それは素直な疑問だった。
戸惑う…
周りを見渡して見るとそこは僕の知っている世界とは別の世界に見えた。
空に浮かぶ大きい岩のようなもの。
風の香り。雲の色。
その中で変わってないところが青くすみきった大空。
僕はその大空を見て少し安心した。