spiral "eternal"
渚にとっては、たかが拳銃
日々魔物と戦っている星組にとっては…まるで、おもちゃと同じなんだろうな…
「油断なさって結構です。その方が…我々も殺りやすい。」
瞬間だった
銃口から発せられたのは、普通の弾丸では無く
さっき愁をぶっ飛ばしたみたいな…風の球だった
「「!!」」ヤバイ、本能的にそう察した俺達
ギリギリの所、どうにか回避出来た
「逃がさん!」
すぐさま、周りの人達の追撃が始まる
どれも弾丸じゃなくて、空気弾だったり炎の球だったり
チッ、と俺達は飛んで避けた
「まさか…能力兵器を持ってるなんて…!!」