spiral "eternal"
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「何で知って…。」
こういう情報が、表に出回るとは思えない
コイツ等も、その魔族と対峙したのか?
いや…協会の最強部隊でさえ殺られたらしいし、いくら能力兵器があってもコイツ等が適うなんて0に等しい
と、いうことは…
「…盗んだのか。」
ハッキングか、盗聴か、スパイか…
いずれにせよ、反学園勢力に情報が漏れている
だから俺達能力者がここにいる事を掴んで、抹消しに来たのか…
「俺は言ったよな、二宮?能力者が敵に回ったら…厄介な存在になるってよ。
そうなった結果が…これだよ。」
倉崎は今の現状を指す
「俺達の街は破壊され、魔物は元凶の魔族に促されてか活発に人を襲い、俺達非戦闘員は希望さえない、殺られるのを待つ毎日…。
だから…。」
スッと倉崎は片方の剣を俺に向けた
「俺達は能力者を殲滅する。
その魔族も、学園も…お前ら協会も含めてな。」