夏の桜が咲く。

「けど…書いてるよ?」

「前みたいに本当に楽しく?」

それは…

どうなんだろ

手を見た

前は書き過ぎて 中指とかが

硬くていたくなってた。

今は…


「書いてないかも…」

「だろ?授業中も前は書いてたのに
今はずっと 他の事してる」

本当だ…

「なら…もう私の事好きじゃないの?」

恐る恐る聞いた

「んな訳ねぇじゃん。」

ぶっきらぼうに言い捨てた夏来くん

なんかいつもと違う。

< 126 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop